急遽アレルギーが悪化してしまったの対応
①すぐに救急車を呼ぶこと!
アレルギーに関しては、いつ症状が悪化するか一般の方が判断するのは難しいので、必ず救急車を呼びましょう。
子どもは立たせたり、歩かせたりせずに、あおむけの状態で寝かせて待ちます。
呼吸困難や嘔吐がある場合には、横向きなど楽な姿勢にして到着を待ちます。
②もしもアナフィラキシーの症状である場合には、
30分以内にエピペン(抗アレルギー剤:アドレナリン自己注射薬)を打たないと命に関わります。
救急隊員の方が来てくだされば、エピペンを持っているので、早急に処置することが可能になります。
(エピペンを預かっていれば、職員・保育士でも本人の代わりに打つことができます)
③状況の説明を救急隊員の方に伝える
答えることメモ
①いつ食べたのか
②何を食べたのか
③どのくらいの量を食べたのか
④食べ終わってどのくらいで症状が出たのか
⑤どんな症状が出ているのか
⑥どんな薬を飲んでいるか
⑦他の家族にアレルギーがいるか
⑧ほかの病気を持っているか
救急の受け入れ先の医師との問診もありますので、上記のことを同じように伝えて下さい。
発症してからの時間・症状・どんな対処をしたのかは繰り返し聞かれるのでメモに残しておくと楽です。
救急車で運ばれると、アレルギーがあるか血液検査を同時に行うこともあります。
④血液検査の結果は大事にとっておいて下さい!
正確なアレルギー診断をしてもらうには、専門医による食物経口負荷試験というものが必要になってきます。血液検査をしていただいた医師の方に紹介状を書いて貰いましょう。