前回の米粉専門店Kome Co.さんの大本、合同会社ファンビオン代表取締役の土屋大輔様のインタビュー最終章。土屋社長の夢をお聞きしました!
前回の記事はこちら!
コンタミOK!小麦アレルギーの方も安心して食べられる米が主役のスイーツ!米粉専門店Kome Co.③合同会社ファンビオン土屋大輔社長インタビュー

土屋社長は小さい頃から、
『砂糖はなんで甘いのか?』
なんて多くの人は通り過ぎてしまいそうなものに視点に置くことが多く、特に食に関しては色んな角度から興味を持っていたとお話しして下さいました。
大学では、自然科学の研究。微生物工学を専攻。
世界トップクラスの外資系(デンマーク・アメリカ)食品添加物メーカーにいた経歴もあり
食品の化学、添加物や発酵等の研究を專門としてやっていらっしゃる方なので、その知識量がすごい!!
米粉専門店Kome Co.さんブログでも、その片鱗が確認できます。
ついこの間も『 グルテンフリーとノングルテン 』の記事を拝見させていただいてなるほどなと思いました!
私も勉強にさせていただいています。
食品の本質を追求する力をお持ちで、
食べるのが好き。
ごはんがやっぱり好き。
という、お米が大好きな土屋大輔社長。
そんな土屋社長が描いている夢(ゴール)をお聞きしてきました!!
土屋大輔社長の『 夢 』とは?
海外展開です。アジアは米の文化があるというのと、そもそも海外では、米は主食ではなく、野菜の扱いをするため、サラダに入っていることが多い。
その米を使ってスイーツができるんですよと紹介できたら嬉しいなと。
アレルギーにちょっと関係してくるんですが、欧米はとくにベジタリアン、1番キツいビーガンも卵も牛乳が食べられないというのがあるので、そういう人たちに向けた食品を米で作れないかと考えています。
例えば、乳酸菌が入っているものは必ずといっていいほど乳が入っていてベジタリアンの人は飲むことができないでいるが、ファンビオンで開発販売している米燦燦は飲むことができる。
(米燦燦の記事:こちらをクリック!)『ベジタリアン、ハラール、ユダヤのコーシェルの方でもでも飲める乳酸菌飲料』
というのことで売り出すことができる。マーケット自体は世界にある。
後は持っていくだけだと思っている。そこまでいけたらゴールかなと!
まずはアジアへ。
世界トップクラスの外資系(デンマーク・アメリカ)食品添加物メーカーに勤めていたので、英語も堪能な土屋大輔社長。
日本のソウルフードである『 米 』。
お米を際立てさせるために、
『 発酵 』などの微生物の力や、『 素材の力 』を組み合わせて素敵な商品を作り続けています。
日本のお米がドリンクやスイーツと、また違う形になって、
海外に住んでいる方に知っていただける、美味しいと喜んで貰える。
そんな商品になるなというのが想像できました。
きっと知られれば、世界に行くことも夢じゃない!
最後に
土屋大輔社長は、卵アレルギーの娘さんがいらっしゃるということもあり、
味と見た目にこだわったアレルギーフリー食品の開発を考えているそうです!
食べたけれども、すごく固いパンだったなどよくある話ではありますが、
食品である以上は、美味しく食べられるように開発していきたい。
特定原材料を使わなくても、
「やり方を変えたらできるのでは?」
「まだ、やれることがあるんじゃないか?」
という気持ちが強いです。
添加物等も使わずに、限界まで挑戦していきたい。
妥協せずに、社長とパティシエさんが一緒になってストイックに商品開発に挑戦する姿を見させていただき、とても感動しました( ;∀;)
また新商品等が出たら教えていただけるとのことですので、続報をお待ち下さい!