豆知識・雑学

アナフィラキシー ショック とは?

アナフィラキシーショックという言葉を

テレビのニュース等でお聞きしたことがあるかなと思いますが、

一体どんな症状なのか知らないという方のために!

アナフィラキシーショックとは?

 

発症後、極めて短時間のうちに全身にアレルギーの症状が出る反応。

皮膚や粘膜症状~消化器、呼吸器、循環器、神経症状まで、
あっという間に全身に症状が広がります。

強いかゆみから、顔のはれ、嘔吐や下痢、
苦しそうにゼーゼーした呼吸、失禁や意識がなくなり
倒れてしまうことも。

アナフィラキシーには重症度が設定されています。
1が軽症
2が中軽症
3が重症の症状になります。


独立行政法人環境再生保全機構より引用 保育所におけるアレルギー対応ガイドラインより

食べ物だけでなく、スズメバチに刺されたり、
薬物でアナフィラキシーが起きることもあります。

アナフィラキシーが原因で心停止に至った場合
心停止までの平均時間は薬物・蜂毒・食物のそれぞれで何分だと思いますか?

心停止まで、本当にわずかな時間しかありません。

薬物: 5分

蜂毒:15分

食物:30分

食べ物は消化するのに時間がかかるので発症が少し遅めになっています。

イギリスの国立統計局で出ているアレルゲンによる心停止発現までの時間の
中央値(平均)のデータなので、もちろん個人差があります

ですので、アナフィラキシーにはなるべく早い処置が必要なんだ!
ということを覚えてもらえたらなと思います(^^)

また詳しく対応について更新します!